地域犬・猫の保護活動をはじめました。
〇残念なことに、徳島県においては犬猫の殺処分がまだまだあります。
徳島県発表の2019年データによれば、1日あたり平均2頭が殺処分されているそうです。
昔は野良と呼ばれていましたが、いまは地域犬猫と呼びます。私はベンガル猫のブリーダーではありますが、身近にいる地域犬猫が毎日亡くなっていると思うと、とても心が痛みます。
最初は自分ができることをやってみようと思いまして地元の愛護団体の譲渡会の告知を手伝ったりしていました。
しかしいまの状態では、ほとんど影響がないまま時間が過ぎて行ってしまいました。だったら、もっと力を入れて取り組んでみるかと思った次第です。
ブリーダーとしての売上金の一部を保護活動費にあて、譲渡活動やTNR活動をしています。
後日になりますが、近隣の不動産を購入し犬猫の保護シェルターを建設予定です。
特定品種じゃなくても同じ猫ですし、分け隔てするつもりはありません。先日亡くなってしまいましたが犬も自宅にはいました。
ブリーダーと保護活動は、必ず両立できると考えます。むしろ、われわれ動物の業界にいる人間が声をあげるべきだと。
さくら耳(みみ先のカット)
不妊手術が済みのしるしに、耳先を桜の花びら状にカットしたねこの事。
この耳のことを、さくら耳といいます。
おす猫は右側、めす猫は左側をカットして目印にしています。
耳先は神経もあまり通っていなく、カットしても反応がないので痛みは感じにくいようです。
◎地域猫にえさをあげる方たちも善意でしてあげていると思います。しかし逆に、糞尿害や望まない子猫が増える等、近隣住民からの苦情も多々あります。地域猫も不妊手術ののち飼い主を見つけて、家の中で住めば良いのです。
お腹を切ったりするので不妊手術がかわいそう、ではありません。たくさんの子猫が飢えや寒さ、交通事故で亡くなる数のほうが多くなりますし、かわいそうではありませんか?不妊手術については意見がわかれると言いますがこれだけは言い切れます。
↑↑上記写真は、あるブリーダーの飼育部屋です。こんな部屋に住みたいと思いますか? ↑↑
写真の犬は残念ながら目がみえなくなっていると思われますね。
ケージで飼ったら散歩にも連れてってもらえず一生ケージ住まいです。猫も同様で、子猫を出産してもプラスチックのトイレの中で育児してる写真をたくさん見ます。ブリーダーの中では、手間がかからず当たり前になっているかもしれませんが異常です。
だから私もブリーダー業ではケージ飼いは嫌いです。
ブリードと保護活動はバランス感覚が大切です。
外出の間とか就寝時間だけ一時的にだけなどケージ利用するのは良いと思いますが、わたしは一生ケージで管理するブリーダーをブリーダーとは認めたくありません。
自分が狭い部屋で床が金網のところで生活してみたらいいです。
ですので、ケージ管理しているブリーダーにはわたしは猫は譲渡していません。
飼育ができない繁殖屋からは話しあったのち同意をもらい動物を引き上げる。そして新しい飼い主を探す。
それがお互いのためです。