ベンガル猫の歴史をご存じでしょうか?
実は生まれは1970年代で人工的に交配された品種なんです。
当時、アメリカのカリフォルニア大学で猫白血病の研究の為、イエネコと野性のベンガルヤマネコの実験的交配の結果、生まれた猫が現代のベンガル猫の元になったと言われています。
では、ベンガルヤマネコはどんな猫かと言うと、アジアを中心に最も広く分布する比較的小型のネコで大きさは住む地域により異なります。熱帯地方では体重が4キロ前後、北に住むベンガルヤマネコは体重が7キロを超えるものもいます。
そんなベンガルヤマネコを血統に持つ、 ベンガル猫ですからその性格は野性が残っているせいか、活発で遊ぶのが大好き、好奇心旺盛とちょっぴりやんちゃなネコです。
飼う際には、キャットタワーなど運動の出来る環境を整えてあげて下さい。
でもね、「ベンガル猫だから」っていう先入観なしに、 猫の個性を大事にして欲しいと思うんです。
これからベンガル猫を飼いたいという人たちはたくさん居て、ネットで色々な情報を調べたりすると思います。「運動をあまりしません」という情報もあれば活発で遊び好きと紹介するサイトもあります。性格だけをとっても、これだけ情報に開きがあってどれが本当なのか分からなくなってしまうでしょう。
そうした時には信頼できるブリーダーさん(ペットショップではなくて)に尋ねるのが一番です。
たくさんの種類の猫や他の動物たちを扱っているペットショップとベンガル猫専門のブリーダーと、どちらがより専門的な知識を持っているか?どちらがより猫にとって親身な環境を考えているか。
もちろん、全てのペットショップがそれぞれの動物たちへの専門知識がないとは思いません。
今あなたがベンガル猫を飼いたい、どんな事に気を付けてあげればベンガル猫にとって心地よい住処になるか知りたい、と思うなら、やはり専門の知識を持った人に聞くのが一番です。その理由は、先に挙げたように、ベンガル猫は比較的歴史の新しい猫だからです。
1970年代に誕生してからまだ40年程度と浅いにも関わらず、美しい毛並みの模様と光沢、飼いやすい大きさ(イエネコに由来)のため、人気猫種となってしまいました。
人気があるという事は、人に愛されるという意味もありますが、残念な事にベンガル猫をビジネスとして扱う傾向もあるのも事実です。人気があるイコール需要がある、だからたくさんのベンガル猫たちが取引される、という猫たちにとっては哀しい現実。
確かに人工交配で生まれたベンガル猫ですが、元を正せば一匹の生き物。
性格だってそれぞれ違うし、運動量や食べ物の好みも違うはず。
そうした猫たちの個性をしっかり把握した上で、新しい飼い主に送り出してくれるブリーダーに、どんな子なのか、どうしたらベンガル猫が住みやすい環境になるのかを聞くのが一番だと思うのです。
では、どうしたら信頼出来るブリーダーに巡り合えるか。
それはやはりご自分の目と耳と、足を使って情報収集するしかないと思います。
たくさんのベンガル猫に関する情報がネットを始めとした媒体にあふれています。その中から本当に信頼に値する情報を見つけ出すのは至難の技でしょう。
しかし、あなたが本当にベンガル猫に愛情を持って一緒に暮らしたいと思うなら、労力をいとわず、信頼出来るブリーダーに巡り合うまでベンガル猫を飼う事は待った方がいいと思うのです。
それはこれから巡り合うベンガル猫とあなたの暮らしのために必要な時間だと思って下さい。
わたしたちがこれほど事前にベンガル猫に関する情報取集を慎重に行う事をお勧めするのは、生き物を預かる事の意味を深く理解して頂きたいからです。
ベンガル猫は人工的交配によって20世紀に作り出された生き物です。だからこそ、飼育や交配に当たっては慎重な姿勢が必要です。
美しい光沢のある毛並みやベンガル猫特有のロゼット模様は作る事が出来ます。しかし、性格や健康的な身体は交配だけでは作れません。
わたしたちは、高い専門性と責任感を持ってベンガル猫をブリーディングしています。交配だけに留まらず、飼育環境にも気を遣い、ベンガル猫たちが充分に運動できるスペースを確保したり、エサの内容やサプリメントにも気を遣つけたりしながら健康で賢いベンガル猫をオーナーにお届けできる体制を整えました。健康であればこそ、被毛は輝き、運動能力は高くなるのです。
そうした環境下で育てたベンガル猫たちですから、譲渡先でもオーナーのパートナーとして充実した日々を過ごせると自信を持っています。
それは、ベンガル猫をブリーダーとして扱うにあたり、競走馬(サラブレッド)の配合の知識や人間用の医薬品、健康食品の食事指導の経験があるわたしたちだからこそ、言える自信なのです。ベンガル猫にとって何が大切かを知るために少々遠回りな道でした。
わたしたちはベンガル猫の専門ブリーダーとして、今までたくさんの猫たちをオーナーにお渡しして来ました。どの猫たちも自慢の子たちです。
これからも、ベンガル猫たちにとって住みやすい快適な環境の下で、健康で性格のよい猫たちを育てていこうと思います。どうぞ、わたしたちの子をあなたの下で可愛がってあげて下さい。
明日からは、あなたがベンガル猫の親御さんです。
まずは綺麗なヒョウ柄(ロゼット模様といいます)、しゅっとしたワイルドな顔、短毛種の中では飛びぬけて柔らかい毛並みが特徴的で近年にいたりましては世代を問わずに人気を集めています。
ベンガル猫専門の猫カフェも各地でオープンしていますし、テレビで猫の特集があってもベンガル猫が取り上げられる機会が多くなっています。中でも特に人気があるのは「グリッター」と呼ばれる金色や銀色にキラキラと輝く毛を持つ品種で、光に照らされるとつやつやして見えます。 「グリッター」を有するか否かは遺伝的に決まっており、「グリッター」を有する猫の方がお値段は高くなります。草原の中でベンガル猫が佇む写真は、私たちに猫と虎が元をただせば同じ品種であることをはっきりと思い出させてくれる程、野性味が溢れていますよね。
一見して野性的に見える風貌やベンガルトラを彷彿とさせるその名前から、ベンガル猫は狂暴な性格なのかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際には遊ぶことが大好きでやんちゃな一面はあるものの、多くの猫がとっても人懐っこく甘えん坊な性格をしています。気分屋で人見知りな性格だと思われがちな猫ですが、ベンガル猫は、時折その鳴き声で人とコミュニケーションをとりたがったり人の肩の上に乗って愛嬌を振りまいたりして、社交的な一面を有しています。
一般的に猫は、その毛が水を弾かず一度濡れると一度濡れると乾くまでの間に体の熱を奪われてしまうことから水を嫌うのですが、ベンガル猫は水に濡れる事を嫌がらない個体が多く、かえって水遊びを楽しみます。泳ぐ子もいるのですよ^-^
このため、他の種類の猫を飼うと苦労してしまうであろうお風呂の時間もベンガル猫であれば特に心配いりません☆
「ベンガル猫は狂暴」というのは嘘で、本当は穏やかな性格でとってもペットに向いた品種なんですよ。
1983年にTICA(The International Cat Association 世界最大の猫種登録機関)に登録され飼い猫として認められたベンガル猫は、アジアン・レパードとイエネコを掛け合わせた品種です。
ベンガル猫に関する最も古い記載は、アメリカのアリゾナ州でジーン・サグデン氏によって行われたアジアン・レパードとイエネコの交配について記されたものです。ジーン・サグデン氏は当時、毛皮のためにヤマネコの密猟が行われていることに大変心を痛めており、「密猟によってヤマネコがこれ以上苦しめられないためには、ヤマネコと似た毛並みを持つ可愛いペットを生み出せばいい。そうすればかわいそうになって密猟なんて行われなくなるだろう。」と考えました。
残念ながら、このときの交配によって生まれた種の子孫は現存してはいませんが、このときスポット(斑点模様)のある子猫たちが生まれています。
その後、ヤマネコの絶滅を危惧したジーン・エンゲラー氏は、ウィラード・センターウォール氏と共同して研究を続け、現在ベンガル猫として知られている品種を生み出すことに成功しました。
ベンガル猫といえば、ブラウンのヒョウ柄模様の品種を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その毛色には大きく分けて、ブラウン、スノー、シルバーの3種類があります。一般的な毛色はブラウンで、小麦色からオレンジ色まで幅広く、濃淡の幅が大きいものは「トリカラー」と呼ばれ、希少価値を有しています。白っぽい象牙色にこげ茶色の模様がある種類がスノーで、銀灰色に黒い模様があるものがシルバーです。シルバーが品種改良によって比較的最近生み出された種類であるように、ベンガル猫に関する研究は進められています。メラニスティック、チャコールグレーなど、外見がクロヒョウのようなベンガル猫もいます。
また、その種類も大きく分けて2種類あり、ヒョウ柄模様は「スポテッド」、渦巻き状の縞模様は「マーブル」と呼ばれています。はっきりと色の異なるスポットを持つものを「ロゼット」と呼び、価値が高いとされていますが、肝心なのは飼い主との相性なので、自分で「この子!」と思える子を選ぶと良いでしょう。
人懐っこくペットとしても比較的飼いやすいベンガル猫ですが、飼育環境にはいくつか制約があります。そこで、購入前に次の3点について確認してみてください。
1. まずはベンガル猫は非常に甘えっ子で、その鳴き声でコミュニケーションを取りたがるため一般的に他の種類の猫と比べても大きな声で鳴きます。特に飼い主が出かける時にはその寂しさから近所に聞こえるほどの大きな声で鳴くことがあります。
飼い主にとってはそれが愛らしく思えるのですが、お家に迎える前にご近所トラブルにならないかを検討したほうが良いでしょう。
2. 次に遊ぶことが大好きなわんぱくな子が多く、じっとしている時間はほかの猫よりは少ないかと思います。「どうやって登ったの?」と首をかしげたくなるほど高い所にいることも珍しくないでしょう。運動量が多いので運動させられるスペースがあるかを考えてみてください。
3. 最後にすでに他の種類の猫を飼っている場合には、その猫と相性がいいかも確認しておいたほうが良いでしょう。途中から1頭増やす場合には、最初はケージにいれて様子をみてください。もちろん、ケージにいれるのは後から来た子です。何事も先住猫優先で考えてあげてください。
テレビ番組で特集も組まれ、近年人気のベンガル猫。その模様の美しさから購入を検討している方も多いかもしれません。有名人でもたくさんの方が飼養しています。(セレブな叶姉妹さんも)
ベンガル猫を購入するときには、骨格や筋肉の発達した種類を選んでください。遺伝的に心臓疾患や白内障など患っているケースもあるかもしれません。特に国内で交配を重ねた猫は可能性が上がります。
信頼できるブリーダーやショップさんから購入されることをおすすめいたします。 Crystal-glittersで扱っているのは、すべて5代前までに疾患の出ていない事を確認した親猫たちなので、近親交配や遺伝による虚弱体質とは他の猫よりは縁遠いと言えます。安心してご検討ください。
一般的に模様のはっきりした猫のほうが高値がつきますが、購入を検討される方々によって「かわいい」と思える猫を選ぶのが一番でしょう。 Crystal-glitters では、美しい毛並みを持つ猫ばかり扱っていますので、きっと「いいな」と思ってもらえる猫を見つけて頂けるはずです。その相場はおおむね15万円から30万円程度となるのでペットショップ等や他ブリーダーさんから購入するよりも安い場合がございます。ぜひ、ご検討くださいね^-^
Crystal-glittersでは、猫を購入後のお客様(県内、県外問わず)の疑問に対し明確にご理解いただけるよう努めています。
例えば、滅多にありませんがベンガル猫が体調不良の時や怪我した時、食事に迷ったとき、トイレに困った時など
生き物についての相談はいつでもお受けいたします。
また、私個人的にはペット保険を強くおすすめいたします。なぜかといいますと、動物の通院・入院は馬鹿にはならない程費用が発生します。(例:自宅内の高い所からジャンプして前肢1本骨折。手術・入院21万円。
ほか通院費)
保険に加入していますと、ケガの50%~100%補償してもらえます。証明書類は領収書と施術明細だけでよく
特に費用を必要としません。猫の保険は年間2万円前後です。安いものだと考えます。犬の保険は高いんです・・・。
考えられない事が起こるのが、事故というものです。事故が起こってからでは遅いのです。
他店さまでありますような養子縁組、定期的に写真をください等の要求、店がお客様を選びます。などといった勘違いした高圧的な考えは毛頭ございません。お譲りした猫を終生大事にして頂けましたら嬉しいです。