こだわるところ

わたしたちグリッターズでは、ベンガル猫を作出するにあたり、ここにこだわっています。

1. 高い品質

グリッターズで作出する愛すべきベンガル猫は、あらかじめ作成した繁殖計画に基づき作出しているので大量生産しておりません。

さらに、繁殖で使う猫は、すべてわたし自身で海外の生産者と交渉し手に入れた猫たちです。

現地に見に行く事もあります。

産まれた猫は健康で賢く美しくそれぞれの家庭で馴染み最高のパートナーとなってくれます。

ベンガル猫は、悲しい事に体の毛色や模様で価格がほぼ決まってしまいます。グリッターズでは美しさに関してはさほど苦労してはいません。気にしているのは健康と性格です。

 

健康は、お金で購入できるものではないからです。性格も親猫から受け継ぐものが多く、気性が荒い親だと高い確率で子猫も気性難が出ます。購入される方のほとんどが一般家庭での飼育ということもあり、生まれた時から母猫と一緒に撫でて育て、大人になってもどこの家庭に行ったとしても人懐っこく優しい猫に仕上がるよう取り組んでいます。ベンガル猫特有のロゼット模様と言われます柄については、私どもはなるべく濃く多く大きい柄の作出を目指します。

 毛色がブラウンのベンガルで例えますとロゼット模様の外側が黒い縁取りがされていて、中の色が薄く、下地の毛色はさらに薄い3色にしたいと思います。

 わたしたちが交配しているベンガル猫の雄雌ともにロゼット模様の個体を使っています。

スポットと呼ばれる黒い斑点の個体は居ません。遺伝子上、ロゼットに対してスポットが劣性遺伝子

ですので見た目の好みはあれど、私どもの猫から産まれてくる子猫はロゼット模様の子が産まれてきます。

 

大量生産や乱売予定が無いので私は万人受けすることを求めていません。一般的に出回っているベンガル猫とは模様が明らかに違います。ベンガル猫販売サイト等をご覧になってみて比較してください。

わたしたちの作出した猫を見て「かわいい」って思って頂けて、それぞれのお家で大切にしてもらえたらブリーダーの喜びの極みです。

 

2. 高い専門性

グリッターズは、ベンガル猫専門ブリーダーです。趣味・お金儲けなどで他種の猫などを扱ったりはしません。好きな事だからこそ、真剣に取り組んでおります。

繁殖に関する知識はもちろんのことですが、わたし自身、もともとは人間用の医薬品を扱っていました。人間と猫は同じ哺乳類ですので、勉強していくほどに似た点がたくさんありました。いまでも、動物用医薬品も扱うことができますし日本中にたくさんいるベンガル猫ブリーダーの中で資格を持った上で顧客に正確に助言ができるのは、わたしだけだと思います。

もし他におられましたら申し訳ありません。(笑)

医薬品の助言はもちろん、健康食品やサプリメントの助言、健康指導も行えます。

しかし、動物用医薬品を個別に輸入・販売するなどは対応していません。少なからず体に影響のあるものですし獣医師の診察があってこそ薬が活きるものだと思っています。

わたしから医薬品だけをお勧めして売ることはありません。

 

※同じ哺乳類だとはいえ、猫を成長させたいなどといって人用の健康食品を与えるのはおやめください。

 

健康食品は薬のように効き目がすぐにわかるものではありませんが、使い続けると確かに変わってきます。効き目のイメージは 【健康食品<サプリメント<医薬品】 のような順番です。

病気にならないのが一番ですが猫は生き物なので絶対はありません。ウイルスが猫の体内に侵入してきた時に自分で退治できる体づくりをしています。

子猫の育成期だけ食餌にまぜてサプリメントを与えています。

 

・タウリン これはよく聞きますよね。キャットフードに入っているのは合成タウリンと言って純度が低い人工的なものです。与えているのはタコ由来の天然タウリンです。

・ビタミン各種 体をつくる時にのみ与えます。

他、ラクトフェリン、βグルカン、エキナセア、カルシウム等接種できるように与えます。

 

繁殖に関しては、わたしは競走馬の生産に関与していたことがあり、10代前からの血統表を読み解いていました。

(巻物みたいな長さの血統書でした(笑))馬はだいたいのデータは血統表に載っているのでわかりやすかったですが猫に関しましては5代前までしか記載がなく名前と番号しか載っていません。形式だけといえます。遺伝は、みえない所でも必ずあります。親猫にあたる猫を仕入れる前に遺伝子検査結果を必ず確認してから仕入れます。遺伝子検査といえども、限られた疾患のみしか調べられません。

【動物取扱業は許可証です】

動物取扱業などは、申請すれば誰でも取得できますし資格ではありません。素人の方相手に猫についてのうんちく等々を述べたとしても、それはいわゆる「無資格」な人かもしれません。有資格者のプロにはどうやっても勝てるはずがないのです。例えば、車の免許がない方から「私は運転うまいから免許無くても大丈夫」と言われたとしても、「それはないだろう?」と疑問や不安を持つ事がほとんどですよね。

プラスアルファで知識があるということはそれだけで買主さまのプラスになればいいなと思っています。

 

3. 適正価格

購入される方、それぞれの方が色々な販売サイト、ホームページ等調べて購入にいたると思いますが

その時に比べてみてください。同じ価格帯でのベンガル猫と。

弊舎は猫をキャットショーに出陳しないし販売するためのポータルサイト等に登録していません。そのため親がチャンピオン猫だと言って高額になったり宣伝広告費やサイトでの紹介販売手数料などを猫の売価に上乗せする必要がないので市場価格より割安で販売できています。

これらは全てブリーダー側の都合でありまして、買主さまがご負担なさるものでは無いと考えます。

※特に毛色が珍しいと言って高値で販売することはございません。

(例えばスノー系だから珍しい。等・・・。全く珍しくありませんよ。)

 

4. 出来る限り地産地消

ドライフードの食べ始めや引き渡し前などの体調を調整する時は栄養価が安定していてメーカーものを使用しますが育成期や繁殖期においては徳島県産の食材を使うことにしています。

たとえば、柿、梨、いちご、りんごなどの季節の果物やたまご、牛、羊、鶏、うさぎの肉などです。主に鶏肉においては徳島県名産になっています「阿波尾鶏(あわおどり)」を与えています。これにより毛づやが良くなり骨格もがっしりした子猫に成長させることができています。

 徳島産のたまごは最近ニュースでも取り上げられましたが、鶏に食べさせる餌の原料までこだわり

同じ品種の鶏でも料理別に産ませるたまごを分けています。

 

トイレの砂は地元の神山原産で檜、杉、松材を100%原料とした木質ペレットを使用します。

(徳島県の山で伐採し、その場で加工されたものを仕入れています。現地確認して仕入れを決めました)

今後は設置予定の新規の猫舎に徳島原産の木材を使用して建てたいです。なぜこれらにこだわるかといいますと、品質が高いレベルで安定していて生産工程も熟知でき、いままでに健康被害や事故が1度もありません。食材においても無農薬だとわかっていて人が食べてもおいしく食べられます。これは都会とは違う点です。

 

5.自家生産で次代継承

初代親猫だけは海外から輸入してきていますが、自家生産での雄・雌を使い次の世代へ品質の良い猫を作出します。ここが他の繁殖家とは大きく違う点です。

 

①奇形が産まれたペアリングは以後同交配しない。

奇形の可能性を減らす意味でも次代に継承させません。尾曲がり(軽度・重度問わず)、四肢不全・漏斗胸・内臓疾患(疑い含む)などは次回の同交配はしません。

まだ出てはいませんが、仮に奇形が出たとすれば責任を持って飼養します。

 健康についてはブリードの最重要項目においています。

 

②性格に関して

お譲りする予定の子猫たちは人間と一緒に暮らして撫でながら育てています。そのため、来客時など家族ではない方が来られても人見知りすることなく人懐こいとお褒め頂くことも。

また、ケージ飼いしていませんので人にはよく慣れています。逆にケージで飼いたい方には向いていないかもしれませんね。

人懐こい親猫が子猫を育てるものですから、自然と子猫もさらに人懐こくなります。

給餌に関しては子猫の好奇心旺盛なときに、できるだけ色々なフードを与えて慣らせていきます。

譲ったあとで「生肉しか食べない」などであれば、新しいオーナー様が困るでしょうからね(笑)

6. 繁殖家であること

私たちは猫を海外から輸入して喜んでいるような人達ではありません。

それはブリーダーではなく「バイヤー」と呼ぶべきでしょう。ですのでインスタグラム等においても

猫を買ったなどと余り載せることはしていません。

検討されている方には、親猫は別途ご紹介差し上げています。

私が喜ぶのは、自分の理想としている猫が産まれることやお譲りした猫が引っ越し先でお客様に喜んで頂けることです。それが繁殖家として喜ぶべき事じゃないかと考えます。

☆大切なこと

実際に猫を見て触ってみて「かわいい!」って思える子に会えましたら、その子猫がベストですよね。

それが例え私どもじゃなくても構いません。検討されている皆様が良い子猫に巡り合えますように。